WORKERS、今が人生のピークな気がします

 




ただいま、今年の秋冬製品のサンプルが出来上がりつつ、撮影を進めています。

我ながら、なんでここまで新しいボタン、生地、ネーム。何でも作ってしまうのか?

新しい部品を作るには、1000、2000というロットもさることながら、すべてに金型代・版下代がかかります。

本来は、それを単価に割り込むべきなのですが、私はそこは「まぁ、研究開発費だ」と原価に入れてません。

別にお客様が望んているのではなく、自分がただただ新しい形、デザインを作りたいという気持ち優先なので。

何でここまで次から次に、新しい形を作りたくなるのか?それはやっぱり、服作るのが好きだからでしょう。


若かりし日に、こんな製品作りたい、あんな古着をモチーフにしたい。考えては見るものの、簡単には実現しない。一番は予算が無い。

さらに、当時の自分には、「あんなのが好き!」という気持ちから始まったものを

「どういう型紙、線、寸法。そして、どういう部品、生地」と、具体的にスペックにしていく能力も足りていませんでした。

服つくりって、「今の気分」とか「自分はこれが好き」、非常に感覚的なことから始まり、それを形にするのは、とても具体的な話。生地の糸番手がどうだ、型紙の寸法だ、線だと。

その感覚と、現実。本来は、企画、MDとパタンナー、生産と、役割が分かれるところを一人で行ったり来たりしてやるのがWORKERS。


服を作りたい!という想いを持ってから早20数年。今なら作れる環境がある。

ただ、日本で製品を作ると、普通の人が買えなくなりそうな時代にもなりそうです。そこで、今が「最後のチャンス」と思って、ひたすら新しい物を作っています。

今日の恰好

 久しぶりに今日の恰好








-Lot 857 Black (25FW)
-Yonetomi Rigid Cashmere Cardigan(見えないけど)
-2PLY Off Turtle (26FW)
-Lot 801 White (25SS)
-Weston Golf Boots

去年、人生初でホワイトジーンズをはきました。

以前、802ホワイトを作った時は結局試着程度でローテーションには入らず。今回、ゆったり目の801だったら自分でも穿けるかなという気になりました。

いざ、人生初で着てみると・・・う~ん、組み合わせがモノトーンぐらいしか浮かばない。

中に着ているOff Turtleは次回の展示会で登場予定。まずは、自分でXLサイズを着てみて確認中。

私は、冬にほぼ毎日セーターを着ます。シャツの上にセーターが定番。ある時、ロンTの上にセーターを着てみると・・・これはこれで、動きやすくて良い。ただ、どうしても首にセーターが直接触れることがあり、それだけが気になる。

という事で、今度はモックネックやタートルのロンTを中に着る。ここでも気になるのが首周りの窮屈感。私自身、どうしてもモックネックやタートルは窮屈に感じがち。太ってるから首が太いし、かつ首が短い。

そこで、オフタートル。少しゆったり目のタートルを2PLY Tの生地で作ってみると・・・楽!!!歳も歳なので、冬は首回り何かしらあったほうが良い(寒いと後で具合わるくなるので)、でも窮屈なのは嫌という、自分勝手な要望にばっちり合いました。

見えないですが、そのオフタートルの上はYonetomiのリジッドカシミアカーディガン。カシミアとは思えないゴワっとした手触り。素肌に着る気にはならないから、中のオフタートルロンTがちょどよい。

で、上はGジャン。どうしても寒い朝晩だけは、さらにGジャンの上にバルカラーコートやマウンパ。

Gジャンもなんとなくサードが着たい。WORKERSのサード、形はサードでもシルエットはファーストのボックスシルエット。さらに、腰で絞って丸い、いわゆる「コクーンシルエット」状態にして着てます。


専門学校生のころから20代ぐらいは「シルエット」とか「フォルム」なんて、パッと着てる人見てもわかんないよな~と思っていました。

だから、最初はリプロ的なものづくりしかできなかった。とにかく、何かをモデルに型紙引いて作ってみて、「こういう型紙・寸法ならこういう形になるんだ、フィット感になるのだ」というのを自分なりに勉強したのでしょう、後から考えれば。

その訓練の結果、今は、シルエット・フォルムからだいたい寸法がわかるようになりました。


ある意味、最初っからわからなかったから延々考えたし、勉強したのだと思います。いわゆる若い時から「見る目がある」なんて言われていると、かえって「自分は出来るんだ」と勘違いして伸びないのかも・・・

WORKERS 4月納品予定製品

 






Workers Store、今月は

・夏の半定番、半袖Open Collar Shirt

・Runnning Cat T、今年はプリントのWILD CATSも

・2 PLY T、Regular FitとSlim Fit

・WORKERS夏の定番。一度穿くと夏にジーンズはけなくなるFWP Trousers

を予約販売します。

受注期間は、2026年1月10日いっぱいとなります。

https://www.e-workers.net/store/202604/top.html


おなじみ、Youtube解説もあります。

ちょうど今回使ったのと同じリネン生地で作った、長袖オープンカラーを自分が着ています。素材感の参考にぜひご覧ください。